外皮性能とは
こんにちは!スタッフのりきやまです。
今冬も2月に入り最近本格的に寒くなりましたね。
太田市では降雪こそありませんが最近よく風花が舞っております。
さて、今回は少し家の断熱性能の話に触れていきます。
家の断熱性能というと、みなさんどんなことを思い浮かべるでしょうか?
断熱性能とは簡単に言うと、屋外の冷気や暖気を屋内に入れないため、また屋内の冷気や暖気を屋外へ逃がさないための家の性能を指します。
断熱性能が高ければ高いほど、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごすことができる上に、冷暖房効率もよくなり省エネにもつながります。
せっかく家造りをするのであれば、断熱性能の良い家にしたいところですよね。
ではまずこの断熱性能とはどのようにして定められているのかと言いますと、現在では断熱性能を示す数値の指標として「外皮性能」というものが用いられております。
外皮性能なんて、なんだか聞きなれない言葉ですよね。
外皮とは建物の内部と外部の熱的境界のことを指し、外壁面や屋根面(天井面)、窓(サッシ)や玄関ドアなどの開口部、それと床(基礎)です。いわゆる屋外に面している部分のことですね。
この外皮からの熱損失量(屋内の熱がどの程度屋外へ逃げていくのか)が外皮計算により求められ、その数値が「外皮性能UA値」と呼ばれております。
ではいったいどのようにすれば外皮性能の数値を上げることができるのでしょうか。
もちろん単純に性能の高い断熱材を使用したり、断熱材の厚さ自体を厚くすれば外皮性能はそれなりに上がります。
しかしここで絶対に見落としてはいけないのが窓(サッシ)の断熱性能です。
外皮のなかでも一番熱損失が大きいのが窓、いわゆる開口部なのです。
建物の開口部は例えて言うなれば、暖かいダウンジャケットにぽっかりと穴があいている状態です。
当たり前ですが、いくら暖かいダウンジャケットを着ていたとしても穴があいていたらその穴から暖かい熱は逃げていきますよね。
いくら性能の高い断熱材を使用しても、性能の悪い窓を使用していては外皮性能をある一定の水準より上げることはできません。
窓(開口部)の性能を上げることが外皮性能を上げることに大きくつながるのです。
家造りをする際は是非、窓の性能を意識されることをお薦めいたします。
いえラボではお客様に「どの程度の断熱性能を目指すのか」じっくりと伺いながら、お客様一人ひとりの好みや予算に合わせた最適なご提案をお出ししております。
本当に必要な断熱性能を確保したうえで、お客様が思い描く理想の住まいを一緒に作り上げていきます。
断熱性能やそのほかの家づくりに関して気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
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